メロディ派?歌詞派?音楽ってどう判断してるの?

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「あの曲歌詞っていいよね~」ていう話題が出たときに、「歌詞、思い出せない…」と疎外感を感じたときがありました。

歌詞って読みこんでいるのが普通なの?

みんな歌詞重視なの?

ということで、歌詞派・メロディ派について考えてみました。

メロディ派?歌詞派?

歌はメロディと歌詞ありきのものだとはわかっているんですが、どちらかを選べと言われれば、私は断然、メロディ派です。 曲を何十回も聞いていて、歌詞を一度も意識しないこともあります。メロディがめっちゃよかったら歌詞を見るって感じですね。

歌詞を一生懸命作っている方からしたら、「こいつには聞かれたくない!」とか思う客かもしれませんが…。

しかし、人によっては歌詞を重視しているという人もいるようです。

この違いって何なんだろう?

歌詞派は自己経験が豊富論

子どものころは直感的な感動=メロディに心を動かされ、大人になると経験=歌詞によって心が動かされるという考えがあります。

メロディ派は幼稚?

色々経験をして精神が成熟してくると、歌詞派に変わるという人もいるそう。つまり、メロディ派は心が成熟しておらず子どもっぽいということになります。

確かに大人になったら、歌詞を読むと「なるほど~」って思うことも多くなりました。

でも、幼稚だからって論はちょっと飛躍しすぎかなあ…。 私は経験を積んでも、メロディから曲を選ぶと思います。

歌詞だけじゃない。経験は音で呼び起こされる

精神の成熟により歌詞を重視するようになる。という話でしたが、私は経験が歌詞に投影されるよりも、音で経験が呼び起こされることのほうが多い印象があります。
懐かしいメロディ、悲しいメロデイ。音を聞くだけで色々な経験が呼び起こされます。だから音を聞いただけで泣けたりするんですよね。

だから、歌詞を考える人は経験が豊富とか、人間的に成熟しているっていう考え方は違うんじゃないかな?

現代っ子はメロディっ子?

スーパーの曲とか、なにか広告となる曲は大抵メロディ重視ですよね。その方が人の印象に残りやすいからです。 だから、最近は歌詞よりもメロディに比重を置いた曲が増えています。あと、リズム芸人なんかは良い例ですね。

歌詞を聞いてもどうでも良いこと言っているのに、面白い、ヒットする曲とかもありますし…。

現代はメロディを重視する傾向にあるようです。

カラオケがあるから、歌詞覚えなくてもOK

現代っ子は歌うとき、カラオケで歌詞を見ながら歌えるから、歌詞に比重を置きにくい環境であるっていう論もあります。

昔は頑張って紙に手書きをしていたそう。

つまり、「歌詞を覚える必要がないからメロディ派になった」という考え方です。確かにこれはありそうですね。

ただ、メロディ派ってメロディの方が魅力を感じるって話だと思うんですよ。だから「カラオケで歌詞見れるからメロディの方が魅力的!」っていうのはなんか違う。

今回考えたいメロディ派と歌詞派の違いではありません。

結局、メロデイ派・歌詞派の違いってなに?

歌詞は言語をつかさどる左脳、メロディは感覚をつかさどる右脳を使用

アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書』では、

歌詞に反応しやすいのは言語をつかさどる左脳にある番地、メロディに反応しやすいのは感覚をつかさどる右脳にある脳番地です。

と書かれています。
つまり、メロディ派と歌詞派では音を聞いたときに働く脳が違うということ。普段言語を聞き取ろうとしている場合は左脳を使用しているため、歌詞が聞き取りやすい(メロディを意識しにくい)状態になっているかもしれません。

そのため、同じ曲を聞いていても、メロディ派と歌詞派では音楽の聞こえ方が違う可能性があります。

普段の生活で何に重きを置いているのかっていう性格の違いもありそう

音楽が好き! とか、誰かと共感したい…。って人は歌詞も読み込んでこんな内容なんだ…!と感動して分析して自己投影しているんじゃないかな。 あと理屈っぽい人は歌詞を追い求める印象。

けどそこまで歌詞に対する意欲がないよって人だと、1番初めのメロデイに引きつけられて終わるのではなかろうか。 それかクラッシック好き! みたいな経験をしていて、音に対して、歌詞よりも別の魅力を感じている人もいそう。 メロディ派は直感的な人が多い印象。

アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書

今回引用した本はこちら。
メロディ派とか、歌詞派の本ではありませんが、普段どのように脳を使っていて、どうすれば違う使い方ができるのかなどが書かれています。

おわり