彼岸花は不吉?お墓にあるのはなぜ?別名や花言葉も大調査!

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お墓でよく見る、彼岸花はちょっと不吉なイメージがありますよね。さらに、別名には「死人花」という呼び方もあり、不吉な印象が強まります。しかし、本当に不吉な花なのでしょうか。お墓に植えられている意味とは? そこで今回は、彼岸花について色々調査をしてみました!

 

そもそも、彼岸花ってどんな花?

彼岸花は、真っ赤な花弁と葉っぱのないスッと伸びた茎が特徴の花。彼岸花という名前の由来は、秋のお彼岸の時期に咲くためです。

学名:Lycoris Radiata 科・属名:ヒガンバナ科ヒガンバナ
英名:Spider lily
学名:Lycoris radiata 原産地:日本、中国
開花期:7~10月(原種は9月)
花の色:赤、白、ピンク、黄、クリームなど

英名「Spider lily」。「Spider」はクモ、「lily」はユリという意味です。彼岸花の見た目からこうつけられたのでしょう。

また、学名は「Lycoris radiata 」。リコリスとも呼ばれます。日本名とだいぶ印象が違い、かわいらしいイメージになりますね。

彼岸花の一般的なイメージ

彼岸花にはどんなイメージがありますか?

彼岸花という名前だし、死後の世界をイメージする」「お墓のイメージがある」など、すこし不吉に思う方も多いでしょう。実際、彼岸花はお墓周辺に植えられることが多く、陰気なイメージが強い花となっています。

 

彼岸花の特徴は「毒」

彼岸花には強い毒性があります。彼岸花の茎には、毒が含まれているため取り扱いは要注意!誤って食べると激しい下痢・おう吐に見舞われます。また、痙攣をして呼吸不全に陥ることも…。

 

そのため、「彼岸花」という名前の由来として、「食べたら死彼岸(死)しかない」という意味で「彼岸花」となった、という説もあります。

ただし、飢餓時には毒を抜いて食べることができ、多くの人を救った花でもあります。死と生。二つの面を持つ花なのです。

彼岸花の別名と由来

彼岸花の別名は学名などを入れると千近くあるようですが、その中でも有名な別名は、「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」「死人花(しびとばな)」ですね。仏さまや死をイメージする言葉ですね。言葉だけ見ると、仏壇や死人のイメージがある言葉なので、「ちょっと不吉…」と思う方もいるかもしれません。

 

曼珠沙華(まんじゅしゃげ)ってどういう意味?

曼珠沙華ってちょっと難しい言葉ですね。

> 仏教で伝説上の天の花。サンスクリット語の音写。純白で,見る者の悪業を払うといわれ,天人が雨のように降らすという。日本ではヒガンバと呼ばれ鮮紅色の花を咲かす。

引用: 曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とは - コトバンク

 実は悪行を払う、ありがたい意味があります。そして天人が降らす「天の花」…素敵な言葉です。彼岸花ではなく曼珠沙華と言えば、良い花というイメージになりますね。

これからは曼珠沙華って呼ぼう。

 

死人花って呼ばれるのはなぜ?

死人花という別名はお墓に植えられることが多いためにつけられました。

お墓に植えられている理由は「毒性」のため

お墓にある彼岸花は、害獣除けとして使用されています。毒があるため、モグラやネズミ、野良犬などが近寄らないのです。

昔は火葬だけでなく、土葬などもされていました。掘り返されたら大変ですよね。彼岸花の別名「死人花」には「死人を守る花」という意味もあるのです。  

彼岸花の別名には、「亡くなった方が静かに眠れるように…」という先人の思いと知恵が詰まっているのですね。 

豆知識

田舎に行くと畑周辺や田んぼのあぜ道に彼岸花が植えられている場合があります。これも、害獣によって荒らされないために植えられているものです。

 

他にもある!不吉な別名がつく納得の理由

子どもを守るため

彼岸花には強い毒性があります。そのため、子どもが手を触れないように「不吉な花」「怖い花」という印象を持つ別名が付けられたと言われています。

子どもから守るため

彼岸花は毒を抜くと非常食になります。また、薬として使われる場合もありました。そのため、もしものときに使えるように、残しておく必要がありました。そのため、子どもが誤って抜いてしまわないように、「幽霊花」といった不吉なイメージを花に持たせたのです。

彼岸花の不吉な名前の中には、子どもが「イタズラで抜いて荒らさないように」という意味がこめられています。

 

今回紹介した曼珠沙華死人花以外にも「シビレ花」や「地獄花」、「幽霊花」、「毒花」など、どれも少し不吉な別名がたくさん付けられていますが、花自体は不吉な花ではありません。(ただし毒があるため、取り扱いには注意が必要です)

 

彼岸花花言葉

彼岸花花言葉は、色によって変わります。

赤の彼岸花花言葉

情熱
独立
再会
あきらめ
悲しい思い出
思うはあなた一人
また会う日を楽しみに
 
赤という色から、情熱などの名前が付けられています。赤はスタンダードな色ということで、他の色の花言葉も含まれています。悲しい思い出、また会う日といったことばはお墓に植えられることが多いことから、付けられたもののようです。

白の彼岸花花言葉

また会う日を楽しみに
想うはあなた一人
 白い印象にぴったりの花言葉ですね。お墓に白い彼岸花が飾られていたら、花をお供えした人の気持ちが心に響きますね…。

 

黄色の彼岸花花言葉

悲しい思い出
追想
深い思いやり
陽気
元気な心
 黄色ならではの、陽気、元気といった言葉がありますね。そのほか、追想など哀愁のある花言葉もあるようです。

 

彼岸花には深い意味が隠されている

 彼岸花にはたくさんの意味が隠されています。花言葉も哀愁があって美しいものばかりです。彼岸花の知識があれば、不吉というイメージはなくなるでしょう。

 

 

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