性格を変えるカギはラベル?環境を変えて新しい自分を作る

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もっと別の性格・見た目だったら楽しいのになあとかたまに思いませんか?

わたし海が好きでサーフィンとかも偶にやる派なんだけど、海って似合わないよね、夏って似合わないよねとか言われて、毎回ちくしょーと思ってます。

夏が似合う女になりたかった。 なんだよ、海が似合わない女って。

ええと、なぜこんな話をし出したのかというと、 『絶妙な存在感の出し方~なぜか好かれる人がやっている~』って本を読んで、ラベリング理論の話を見たからです。

人はそれぞれラベルを貼られている

私ってそういう人じゃないんだけどなあ…。 って思ったことある人いませんか?

人から見た自分と、心の中の自分が違う。 それって結構生きにくいですよね。

いや、私ってそんな人じゃないし。

みたいな。

めっちゃ口悪いし、ガサツだし、料理できないんだけど、 見た目だけ見て料理できそうで女の子らしい人だと思って近寄ってきて勝手に幻滅してく人とかね!!!

なんなんだよっ!てなる。

つまり こういう、人から勝手につけられる評価をラベリング理論と言います。

ラベリング理論

『〇〇な人だ』とラベリングるすと、その人はラベルに合わせた行動をするようになる。

ベッカーという社会学者が提唱した理論です。

ラベリングの怖さ

ラベリング理論ってよくよく考えると結構怖い話です。

例えば、あの人は無関心な人だ。とラベリングされると、その部分がどんどん強調されてきて、本当に無関心な態度をとりはじめてしまうようです。

つまり、人はラベル通りの性格になってしまうのです。

性格は周囲が期待する通りの台本を演じている?

いくらそういう人じゃないのに…て思っていても気がつくと周囲の評価通りの「そんな人」になってるんです。

だから、マイナス評価をつけられる人はどんどんミスをしてしまう事にもなりかねません。

なんか抽象的なので1つ例をあげます

見た目が可愛らしい大人しそうな子がいて、周囲はその子を見た目通りおとなしい子だと扱います。 しかし、実はその子はロックバンドのボーカルをやっていて、スポーツも大好き、目立つことも大好きな活発な子でした。 しかし、周囲はそれを知らず、あの子は大人しい子だから無理そう。あの子は大人しいからこれは当てはまらない。

って区別するんです。

するとその子は、『大人しい子だから』と言ってる人たちには本当に大人しい子として振る舞い始めます。

いや振る舞うしかなくなってしまうのかな。 その振る舞いしかできない「枠」に入れられていくって感じ。

これは、周囲が一面しか見ず、他の面を出したり、育てたりする機会を奪って行くことも原因の1つ。

だから、家と外で性格が違うとか、ある場所ではヒーローみたいなのに、ある場所に行くと弱々しくて存在感が無くなるみたいな現象につながる。

子供の頃はこれが顕著で、多分性格構成にもつながってる。

あと職場でもそう。 あの会社ではベストパフォーマンスで良い成績だったのに、こっちに来たら不調とかも環境が原因かもしれません。

ラベルは第一印象が大きい

ラベルは第一印象が大きく占めています。

第一印象が他の部分にも適応され、何か1つの特徴に引きづられて他の面も同じように思ってしまう「ハロー効果」も現れる。

例えば、一人のテスト結果が学年一位だったと聞いて、その人は頭の良い人なんだろうなあ、とか、他の勉強もできるんだろうな、とか思考が広がって行きます。

他の科目の点数は知らないのに、頭が良い人っていうラベルが貼られるんです。

また第一印象は顔が大部分を占めます。

ある調査によると、学生で将来有望な生徒は誰かという質問をした時に、顔が良い人が選ばれる確率が高いってでているんですよ。 世知辛い世の中だよ。

顔を知って環境を操作する

でも顔って変えられないし、そういう人って見られるのは仕方ないんですよね。

だからどんな顔で、どんなラベルが貼られがちかを知るのが大切。 第一印象でラベルを貼られたら、それが固定される前にすぐ、別のラベルへ貼り変えなきゃ手遅れになります。

好きなラベルを貼る環境へ

知らない人には敬語。上司の前では真面目。仲のいい人にはジョークを言って、家族の前では甘えん坊。

人間なんて、環境に応じていろんな性格になります。 そして長い時間を過ごす環境がその人の核になる。

だから、なりたい自分になれる環境にいることが1番大切。自分を変えたいなら周囲を変えなきゃなって思った。

絶妙な存在感の出し方 詳細

今回参考にした本はこちら!

「じゃない方(ほう)」とは「地味」「おとなしい」「キャラが薄い」 といったレッテルを張られ、名前や顔もよく覚えてもらえないため、 同僚や友だち、周りの人たちに比べて「○○君じゃないほう方」 などと呼ばれてしまう目立たない人たちのことです。 世の中、何の魅力もない人はほとんどいません。 問題は、多くの人が自分の存在感を誤って出してしまうことです。 お笑いコンビの「じゃない方」は、この典型です。 本書では、正しい存在感の出し方、正しい自己プロデュースの方法を、 有名人の例などを通してわかりやすく解析しています。 その中で、どうやって自分の存在感を出していけばいいか、 どうやって自己アピールしていけばいいかを、 客観的に、具体的に、そして面白く紹介しています

おわり!